これから治験に興味がある!参加してみたい!だけどなんだか怖い!!
そんな人のためにワシが参加した治験をもとに体験談形式でわかりやすく説明しますで!
治験とは?
くすりは国から承認をうけなければ医療機関や薬局で取り扱うことが出来ません。
一般に、人での有効性や安全性について調べる試験を「臨床試験」と呼んでいますが、その中で、 国(厚生労働省)からくすりとしての承認を受けるために、
健康な人や患者さんの協力によって行う臨床試験
のことを特に治験と呼んでいます。
「治験」が行われるのはなにも新しいくすりに限ったことではありません。 海外ですでに使われているくすりでも日本国内
で使う場合は「治験」が必要です。 最近始まったものではなく、現代医学と供に歩み、歴史と実績のある、
しっかりと確立された制度です。
危険じゃないの?
治験に使用される治験薬は、治験に先だって動物による多くの安全性試験が行われ、人に使用しても問題が無いであろうと推測される医薬品の候補物質が選択され使用されます。また、治験は十分な臨床観察及び試験検査を行うことができ、かつ、緊急時に必要な措置を取ることができるなど、治験を適切に実施できる医療機関で実施されます。
また、「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という厚生労働省の省令が定められており、治験はこの省令を遵守して行われます。この基準では被験者(治験に参加し、治験薬の投与を受けるかまたはその対照となる個人)の人権、安全および福祉(治験に参加する被験者の肉体的および精神的な健全性)の保
護のもとに治験は行われますので、安全性には十分気をつけて実施されます。
条件は?
内容によって異なりますが「健康な方」を対象としている場合は以下の条件の場合が多いです。
・治験を理解して、協力していただける方
・心身とも健康な、20歳以上の(治験に参加できる)方
・薬のアレルギーのない方
・治験期間中、禁煙、禁酒のできる方
・入院可能な方
・タトゥーや刺青のない方
・純血の日本人
・BMIが18.5以上25.0未満の方
また内容によっては上記以外や「高血圧の方」「糖尿病の方」の治験もあるので、ご自身が参加される団体へそれぞれ問い合わせてみてください。
大体の流れは?
@申し込み
A事前検査
B入院〜退院
C謝礼の受け取り
謝礼はいくら?
薬の内容や日数等により大きく異なりますが、1日あたり約10,000〜20,000円程度の場合が多いです。
中には数週間で30万円なんてのもあります。
それでは次から体験談、「申し込み編」へ